エラリークイーンノジケンボ

エラリー・クイーンの事件簿〈2〉

エラリー・クイーン
青田勝


エラリー・クイーンの事件簿〈2〉

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
海外ミステリ > 連作短編集
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
エラリー・クイーン・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:352ページ
初版:1974年4月12日

ISBN:978-4-488-10423-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-ク-1-23



内容紹介

株で失敗した相場師のピストル自殺。その現場を見たという目撃者がいるにもかかわらず、検死医はそれを殺人だと断定した……。アリバイの明確な6人の容疑者たち。おなじみエラリーとニッキーのコンビは「完全犯罪」の謎にとりくむ。他に「〈生き残りクラブ〉の冒険」「殺された百万長者の冒険」を収録、本格ミステリ・ファンに挑戦する!


エラリー・クイーン

アメリカの作家。フレデリック・ダネイ(1905‐82)とマンフレッド・B・リー(1905‐71)の、いとこ同士による合同ペンネーム。1929年、出版社のコンテストに投じた長編『ローマ帽子の謎』でデビュー。同書を第一作とする〈国名シリーズ〉と、当初はバーナビー・ロス名義で発表されたドルリー・レーン四部作でミステリ界に不動の地位を得る。その後も作者と同名の名探偵が活躍する傑作をいくつも著し、ダネイは雑誌〈エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン〉で多数の作家を世に送り出したほか、ミステリ研究者、アンソロジストとしても功績を残した。「アメリカの推理小説そのもの」と評された、巨匠中の巨匠である。