中村保男
(ナカムラヤスオ )1931年生まれ。東京大学文学部英文学科卒業。英米文学翻訳家。翻訳研究・翻訳技術に関する著書も多数ある。2008年12月9日歿。
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クリスティーのあの名作に先んじたような作品「古書の呪い」を初め、ユーモアと逆説にあふれた9編を収録。名シリーズ最終巻が読みやすくなって、新カバーでリニューアル!
逆説とトリックの凄みが横溢する、巨匠チェスタトンにしか書きえない唯一無二のシリーズ。驚異的なクオリティーの第四作品集が、読みやすく新カバーになってリニューアル!
名シリーズの第三集が、読みやすくなって、新しいカバーでリニューアル! これを読まずしてはブラウン神父は語れないほどの傑作「犬のお告げ」をはじめ、珠玉の八編を収録。
名シリーズの第二作が、読みやすく新しいカバーでリニューアル! トリックの凄みでは、名作揃いの巨匠チェスタトンの作品でも十指に入る「通路の人影」など12の名作を収録。
奇想天外なトリック、独特の逆説と警句で知られる名シリーズが、読みやすく新しいカバーでリニューアル。第一弾は、ブラウン神父初登場の「青い十字架」など、12編を収める。
〈ゲーム〉に参加するべく、機械市にやってきたギルバート・ゴッセンは、自分が間違った記憶を植えつけられていることに気づく。自らの正体を求めてゴッセンの探索が始まるが。
極秘のタイムマシン実験計画で近未来へと旅立った学者チェイニイ。だがそこには古代の預言書との不吉な符号が……キャンベル記念賞受賞、タイムトラベルSF史に残る傑作。
それは未来予測のための画期的な計画だった――神経催眠装置につながった39人の男女の無意識が、平和で牧歌的な150年未来の町を創り、この想像の世界で現実同然に生活し現実世界に帰還するのだ。だが一人の男がこの夢の世界にとどまり、帰還しなかった。
孤独なセールスマンの青年エドワードの、時空を超える機能を備えた発明品のせいで、彼と大科学者の秘書アメリアは、遠未来や火星を旅する羽目になり……。鬼才プリーストがウェルズに捧げる、郷愁と冒険の空想科学綺譚。
いつでもどこでも、どこから読んでも楽しめる67編のショート・ショートを収めた、まさしくクイーン・サイズの一大パッケージ。
この惑星では「わたし」という言葉が禁じられている。自己を主張するのは猥褻で卑しむべきことなのだ。ある国の第二王子に生まれた主人公は、父の没後……
宇宙開発に気乗り薄な大企業を宇宙開発に踏み切らせた世紀の一大ペテンとは? 宇宙発祥の地、白鳥座の“穴場”を偵察する3人の飛行士を襲った謎の球体!
時間旅行技術が完成、初めての実験が行われたとき、現在にはなんの変化も生じないのか? 月旅行一番乗りに選ばれた青年は、地球に帰り着くときには……
死の問題にとりつかれた一人の青年が永生を夢みて不老長寿の研究を始める。研究は前頭前部葉の秘密に逢着し、彼は意識をほとんど無限に拡大し……
自然は無限の浄化作用を失ってしまったのか? 人々は水を求めて海へと殺到した。太陽は照りつけ、火災は頻発する。世界はいまや無人の砂漠地帯と化そうとしていた。
SF短編の名手が描く奇想天外な話の数々。月に思いをよせるハツカネズミ、いとも善意に満ちた怪物ベムたち、ゴキブリの思念投射に惚れこんだ男、サンドウィッチの中の宇宙船など、豊かなファンタジーに彩られた全9編。
【星雲賞受賞作】一人の人妻を追ってマタール港に着いた医師サンダース。だがそこからの道は何故か閉鎖されていた。翌日、港に奇妙な水死体があがる。死体の片腕は水晶のように結晶化していた。
【国際幻想文学賞受賞】地球には三万年も前から火星人たちが暮らしていた。人間たちの社会に入りこみ、いつか人類が精神的に成熟し、彼らと「合同」できる日がくるまで監視を続けているのだ。彼らは自らを〈オブザーバー〉と呼んだ。
SFショート・ショートを書かせては右に出る者がない鬼才の傑作集。彼が一言呪文を唱えるやいなや、悪魔は地獄の門を開いて読者にウィンクし、宇宙船は未来の空間を航行しはじめる。21編収録。
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