ブラウンシンプノドウシン

ブラウン神父の童心

  【新版】

G・K・チェスタトン
中村保男


ブラウン神父の童心

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
海外ミステリ > 短編集
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ブラウン神父シリーズ

判型:文庫判
ページ数:382ページ
初版:1982年2月19日
改版:2017年1月13日

ISBN:978-4-488-11013-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-チ-3-1

装画:八木美穂子
装幀:山田英春


内容紹介

奇想天外なトリック、痛烈な諷刺とユーモアで、ミステリ史上に燦然と輝くシリーズの第一集。小柄で不器用、団子のように丸く間の抜けた顔。とても頭が切れるとは思われない風貌のブラウン神父が真相を口にすると、世界の風景は一変する! ブラウン神父初登場の「青い十字架」のほか、大胆なトリックの「見えない男」、あまりに有名な警句で知られる「折れた剣」等12編を収める。解説=戸川安宣


G・K・チェスタトン

1874年イギリス生まれ。作家、評論家。逆説と諧謔の大家として知られ、〈ブラウン神父〉シリーズに代表される短編推理小説は、コナン・ドイルの作品と並んで後世の作家たちに計り知れない影響を与えた。また長編『木曜の男』などに顕著な独特の幻想性により、現在でも熱狂的な読者を獲得している。1936年没。


中村保男

(ナカムラヤスオ )

1931年生まれ。東京大学文学部英文学科卒業。英米文学翻訳家。翻訳研究・翻訳技術に関する著書も多数ある。2008年12月9日歿。