南條竹則
(ナンジョウタケノリ )1958 年東京に生まれる。東京大学大学院英文科博士課程中退。著書に「怪奇三昧」「英語とは何か」他、訳書にチェスタトン「詩人と狂人たち」「ポンド氏の逆説」「奇商クラブ」「知りすぎた男」「裏切りの塔」、ハーン「怪談」、ラヴクラフト「インスマスの影 クトゥルー神話傑作選」他多数。
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ロンドンの下宿「たいまつ荘」で繰り広げられる私的裁判の行方は。『ブラウン神父の童心』と同時期に発表されたチェスタトン幻の長編、待望の新訳にて登場。
コーンウォールの海岸に生える、人を食らう〈孔雀の樹〉を巡る傑作中編「高慢の樹」ほか、ノンシリーズ中短編4編に本邦初訳の戯曲「魔術」を併載。
英国政界に太いパイプを持つホーン・フィッシャーと、若き新聞記者ハロルド・マーチが出会う八つの怪事件。諧謔と奇想に満ちた国際謀略×本格ミステリ。
独自の信条を持つ者が集う結社〈奇商クラブ〉の一員である夢想家バジル・グラントの謎解き。〈ブラウン神父〉に先駆けて発表されたチェスタトンの原点。
二人の意見が完全に一致したために片方がもう一人を殺した。背が高すぎるが故に目立たない……など、辻褄の合わないポンド氏の発言が明らかにする不可思議な事件の真相。
詩人にして画家であるガブリエル・ゲイルは、一見穏やかな風景のなかに謎と狂気を見出してしまう特異な探偵術を身につけていた。逆説と諧謔に満ちた傑作8編。
繊細な心が壊れるとき、超自然的な恐怖が現われる。女流英国怪談の第一人者の傑作群を、日本オリジナル編集にて贈る。本邦初訳作を含む11篇を収録。
かつて猛威を振るった黒死病に因む名を持つ屋敷の石室で起こった惨劇。厳重に戸締りされ周囲に足跡すらない不可能状況に挑むのは……。傑作の誉れも高い、H・M卿初登場作品。
"書かれるべきではなかった、読む者の正気を失わせる小説"と評された、戦慄の恐怖譚「黄色い壁紙」ほか、英米の淑女たちが優美かつ繊細な手で紡ぐ怪奇短篇の傑作12篇。
幼い兄妹のために田舎の邸宅に赴いた若い女性の家庭教師。彼女はそこで何に触れ、何を目にしたのか。精緻な文章と曖昧な描写からだまし絵にも喩えられる古典怪奇小説の傑作。
しんしんと夜も更けるころ、静まり返った部屋でひとり怖い話に読みふける。その醍醐味! 本書は怪談好きな読者諸兄のために編まれた。珠玉の全十三編をとくとご賞味あれ。
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