倉阪鬼一郎
(クラサカキイチロウ )1960年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年に短編集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社勤務等を経て、98年より専業作家となる。ミステリ、ホラー、幻想小説と、その作品分野は多岐にわたり、独特の作風を確立している。著作に『百鬼譚の夜』『赤い額縁』『田舎の事件』『無言劇』『騙し絵の館』など。翻訳家、俳人としても活躍。
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江戸川乱歩が絶賛したことで知られる「奇妙な味」を代表する表題作を中心に、人間心理に潜む不安と恐怖を描き上げた名匠の傑作13篇を収録する。
赤いランドセルを背負い通った薔薇の丘の上に建つ洋館。そこに住む伯父さんから最後にもらった「宿題」は、世界の「秘密」の鍵だった――。薔薇と暗号に満ちた幻想的ミステリ。
過去に怯えつつ暮らす少女。「額縁の中の男」と名乗る連続少女殺人鬼。著作の刊行を頑なに拒むミステリ作家。大量の伏線とトロンプルイユで描いた、著者渾身の本格ミステリ。
"書かれるべきではなかった、読む者の正気を失わせる小説"と評された、戦慄の恐怖譚「黄色い壁紙」ほか、英米の淑女たちが優美かつ繊細な手で紡ぐ怪奇短篇の傑作12篇。
胡蝶ビルの周辺で続発する殺人事件。最初の犯人が逮捕されても事件は終わらず、また別の殺人を呼び寄せる――囲碁、将棋、麻雀などテーブルゲームを鏤めた鬼才のパズラー!
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