西崎憲
(ニシザキケン )1955年青森県生まれ。作曲家、翻訳家、作家、アンソロジスト。2002年に『世界の果ての庭』で第14回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し作家デビュー。主な編訳書に『短篇小説日和 英国異色傑作選』『怪奇小説日和 黄金時代傑作選』、主な訳書としてチェスタトン『四人の申し分なき重罪人』、コッパード『郵便局と蛇』、バークリー『第二の銃声』、『ヴァージニア・ウルフ短篇集』がある。著書に『世界の果ての庭』、歌集『ビットとデシベル』(フラワーしげる名義)など。15年には日本翻訳大賞を創設したほか、16年より文学ムック「たべるのがおそい」の編集長を務めるなど、多様な活動を展開している。
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東洋の麗しやかな小国〈蕃東〉。そこでは世にも稀なる不可思議なことが起きるという――翻訳家・アンソロジストとして知られる名手が描く、空想世界の御伽草子。
世のために巨富を蕩尽する男、ラッフルズ・ホー。人は金銭と科学の力によって幸福になれるのか。彼の身辺で起こる悲喜劇を描く表題作など八編を収める、ドイル傑作集最終巻。
高名な探偵小説家の邸宅で行われた推理劇。だが被害者役の人物は二発の銃声ののちに本物の死体となって発見された。二転三転する論証の果てに明かされる驚愕の真相とは。
医学生が学費を得るためリングに上がる「クロックスリーの王者」、クリケット試合に投入された「スペディグの魔球」、海賊シャーキーもの等、ドイル傑作集〈スポーツ・冒険〉編。
片田舎に越してきた退役陸軍少将が、家人を禁足し籠城態勢をとって防ごうとする脅威とは何なのか? 表題作『クルンバーの謎』など、ドイルの東洋趣味あふれる5編を収める。
"書かれるべきではなかった、読む者の正気を失わせる小説"と評された、戦慄の恐怖譚「黄色い壁紙」ほか、英米の淑女たちが優美かつ繊細な手で紡ぐ怪奇短篇の傑作12篇。
高空飛行に挑むパイロットが目撃した怪物たちの世界「大空の恐怖」や、邪眼に操られる男のゆくたてを克明に綴る「寄生体」など、怪奇小説作家ドイルの面目躍如たる諸作を収める。
天性のストーリー・テラーであったコナン・ドイルの様々な作品を、5冊集成でお届け。第1集の本書には、戯曲版「まだらの紐」ほか〈ミステリ編〉ともいうべき諸作10編を収める。
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