さまざまな形でこの世のむこう側を垣間見させる八つの妖しい事件から、鋭敏な推理力で真実を導き出すオカルト探偵アークの事件簿、待望の日本オリジナル短編集第四弾。 

テニスの最高峰・ウィンブルドン決勝戦。ふたつの若き才能が火花を散らす、白熱の名勝負の裏で進行する犯罪計画！　スポーツ小説とミステリを融合した大傑作、堂々の復活！ 

決して老いない謎の男サイモン・アークは名探偵である。超自然現象と悪魔を追い求め、世界中で事件と対峙するオカルト探偵の推理譚、著者自薦による八編を収めた第三短編集。 

ある殺人事件の謎は、第二次大戦下と現在のロンドン、そしてのどかな田舎町に隠されていた。『忘れられた花園』に並ぶ傑作。オーストラリアＡＢＩＡ賞年間最優秀賞受賞！ 

国民的女優ローレルは、少女時代に母が突然現われた男を殺すのを目撃した。あの五十年前の恐ろしい出来事はいったい何だったのか？　『忘れられた花園』の著者による傑作。 

銃撃戦で相棒を失い自らも重傷を負った刑事スコット。心の傷を抱えた彼が出会った新たな相棒はシェパードのマギー。アメリカ私立探偵作家クラブの巨匠賞受賞の著者の渾身の大作。 

力作中編「真鍮の街」ほか、宇宙からの脅威、吸血鬼、ファラオの呪いなどが起こしたとしか思えない難事件に立ち向かう、謎の男アークの事件簿第二集。日本オリジナル編集。 

悪魔や超常現象を求め、世をさすらう謎の男アーク。怪事件を推理力で鮮やかに解き明かすオカルト探偵、待望の第一短編集。ホックのデビュー作「死者の村」を含む十編を収録。
 

1930年のベルリン、映画界を舞台にした殺人に単独で挑む、ベルリン警視庁殺人課のはみ出し者ラート警部。『濡れた魚』に続く、ベルリン・ミステリ大賞受賞シリーズ第二弾。 

1929年、春のベルリン。風紀課にくすぶるラート警部が挑む奇怪な殺人事件、壮大な陰謀、二重三重の罠。いま最注目のドイツ・ミステリが遂に生んだ大河警察小説シリーズ第一弾。 

追い出したはずの元ルームメイトが殺された、しかもこともあろうに姉の店に雇われた途端！　読書家の聖地ストーナムで起こる事件を描く、ライトミステリ。アガサ賞候補作。 

危険人物の来訪で、巨大都市ベルリンに突如として発生した一大騒動は、やがて壮大なクライマックスへ。抜群のストーリーテリングで読者を強烈に牽引する、警察小説の白眉！ 

ニューヨーク・ギャングの殺し屋と目される危険人物の来訪が、悪党たちが跋扈する巨大都市ベルリンに一大騒動を巻き起こす……。ベルリン・ミステリ賞受賞の傑作警察小説シリーズ。 

青年作家マーカスが独自の調査をもとに書き上げた『ハリー・クバート事件』はベストセラーとなったが……。次々に判明する新事実、終盤展開に読者は翻弄されるしかない！　 

大作家は少女殺害犯なのか？　次々に明らかになる新事実、どんでん返しにつぐどんでん返しに、読者はただ翻弄されるしかない。全欧州でメガセラーとなったスイス発ミステリ！　 

読書家の聖地ストーナム。ミステリ専門書店の店主トリシアは、サイン会後主役である人気作家の変わり果てた姿を発見する。本屋だらけの町の事件を描く好評シリーズ第二弾。 

古書と専門書の書店が軒を連ね、それを目当てに観光客が押し寄せる、読書家の聖地ストーナムで起きた殺人を、ミステリ専門書店の店主トリシアが追う。ライトミステリ第一弾。 

被害者も証人もそして捜査陣も、みなそれぞれの秘密をかかえるなか、セバスチャン自身も実はある事情を隠して捜査に加わっていた。登場人物の強烈な個性が光る、新シリーズ。 

心臓をえぐり取られた少年。事件を担当する国家刑事警察の殺人捜査特別班に、かつてのトップのプロファイラーが加わる。だがこの男、自信過剰で協調性ゼロの迷惑男だった。　 

誕生から百年以上を経た現在も魅力の色褪せることのない名探偵の第一短編集、新訳で登場。「ボヘミアの醜聞」や「まだらの紐」など、いずれも忘れ難き十二の名品を収録する。