高橋恭美子
(タカハシクミコ )英米文学翻訳家。訳書に、ラーマー「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」「危険な蒸気船オリエント号」「野外上映会の殺人」、クレイス「容疑者」「約束」「指名手配」「危険な男」、クリスティー「蒼ざめた馬」など。
新メンバーの顔合わせを兼ねた読書会で、山荘に集まったブッククラブの面々。ところが支配人が他殺死体で発見され、山荘の周囲では山火事が起き……。好評シリーズ第4弾。
クリスティの『白昼の悪魔』を映画化した『地中海殺人事件』の野外上映会で殺人が。〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉の面々が独自の捜査を開始する。人気シリーズ第3弾。
蒸気船オリエント号のクルーズに参加したブッククラブのメンバー。だが、乗客が死亡したり行方不明になったりして……。クリスティ好きの面々が大活躍するシリーズ第2弾。
ミステリ好き、クリスティ好きの姉妹が主宰する読書会。個性的なメンバーが集まったが、その一人が行方不明に……。姉妹はメンバーの協力のもと捜し始める。シリーズ開幕!
海兵隊あがりの私立探偵ジョー・パイクは、誘拐されそうになった女性を助ける。だが警察に引き渡した犯人は保釈後に殺され、イザベルは失踪してしまう。人気シリーズ第4弾。
窃盗容疑で逃亡中の少年を警察よりも先に確保せよ! 大評判となった『容疑者』『約束』に続く第3弾。ロスの私立探偵エルヴィス・コール&ジョー・パイクの名コンビ登場。
ノルウェーに向かったアリーは、そこで彼女の人生を大きく変えることになる人物に出会う。偉大な作曲家と歌姫の物語の謎が解けるとき、アリーの出生の秘密が明らかに……。
六人姉妹の次女、フルート奏者にしてヨット選手アリー。父の死の悲しみをこらえ、前に進もうとするアリーにさらなる悲劇が。世界的ベストセラー作家の好評シリーズ第二弾。
娘たちに遺されたのは天球儀に刻まれた名前と出生地の座標。長女のマイアは自らの座標に従いリオ・デ・ジャネイロにある〈蘭の館〉を訪ねる。そこで彼女が知ったのは……。
湖のほとりに建つ美しい館に世界中から集められ養育された六人の娘。だが養父が突然死亡し、娘たちには知らされず遺体は葬られた。世界的ベストセラー作家絶対の自信作。
ロス市警警察犬隊スコット・ジェイムズ巡査と相棒のシェパード、マギーが踏み込んだ家には爆発物と死体が。読者の胸を熱くした『容疑者』続編。固い絆で結ばれた相棒の物語。
銃撃戦で相棒を失い自らも重傷を負った刑事スコット。心の傷を抱えた彼が出会った新たな相棒はシェパードのマギー。アメリカ私立探偵作家クラブの巨匠賞受賞の著者の渾身の大作。
教祖の死は弟子の仕業か娘の仕業か。カリスマを失って混乱する教団をさらなる悲劇が襲う。デッカーらは教団の子どもたちを救おうと奔走するのだが……。シリーズ第11弾。
死亡したのは〈神の環教団〉の教祖にして、かつての大学教授で物理学の権威。事故か自殺か、はたまた他殺か。あくまで非協力的な態度をとるカルト教団相手に捜査は難航する。
被害者の息子はリナの亡き夫の親友だった。かつての恩人と夫への忠誠の板挟みに苦しむリナ。デッカーはリナとの関係に苦悩しつつ捜査を進める。だが、さらに第二の殺人が。
忙しさのあまり、愛妻のリナや子どもたちともすれ違いの毎日が続くデッカー。そんなとき、高名な医師が無惨に殺害される事件が発生した。好評リナ&デッカー・シリーズ第9弾。
どこにでもありそうな日常の風景、どこにでもいそうな普通の人々、ほんの少しの歪み。都会の片隅で繰り広げられる、ブラックユーモアのスパイスをきかせたホラー短編集。
娘が生まれたデッカーとリナ夫妻のもとを訪れた旧友。彼女は何に怯えているのか? 消えたユダヤ人ダイヤモンド・ディーラー一家との関わりは? 2人は聖地イスラエルに飛ぶ。シリーズ第7弾。
デッカーとリナの娘が生まれた夜、同じ病院で赤ん坊が消えた。担当だった看護婦も姿が見えない。奇しくも、異状を知らせたのはデッカーの娘だった。生まれたばかりの妹を見ていて、隣室の様子を不審に思ったのだ……
ライラ・ブレヒト――往年のハリウッド女優を母親にもち、みずからは高級フィットネス・クラブを経営する美貌の主。現場に到着したデッカー刑事は……