高橋恭美子
(タカハシクミコ )英米文学翻訳家。訳書に、ラーマー「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」「危険な蒸気船オリエント号」「野外上映会の殺人」、クレイス「容疑者」「約束」「指名手配」「危険な男」、クリスティー「蒼ざめた馬」など。
新婚旅行で東海岸を訪れたデッカーは生母と邂逅、その孫息子が失踪したことから、異郷で困難承知の調査に取り組む。感動の第四弾。
発見された団地でないとしたら、幼子はどこに住んでいたのか。試行錯誤をへて、デッカーたちは一軒の家に到達したが、待ち受けていたのは凄惨な四重殺人の現場だった……
深夜の住宅地でひとりシーソーに乗って遊んでいた赤ん坊。その身元を探るうちデッカーは凄惨な四重殺人の渦中へ。重厚な第三弾!
同じ場所で発見された2体の黒焦げの人骨は、かけ離れた境遇にある2人の少女のものだった!? デッカーの苦闘を描く、迫真の第2弾。
【マカヴィティ賞最優秀処女長編賞受賞】夜遅く水浴場で洗濯機を回していたリナは、不審な悲鳴を耳にした。猫の声? だが表で彼女が見たものは、服を引き裂かれ全身泥だらけになって横たわる……