海兵隊あがりの私立探偵ジョー・パイクは、誘拐されそうになった女性を助ける。だが警察に引き渡した犯人は保釈後に殺され、イザベルは失踪してしまう。人気シリーズ第4弾。
ロバート・クレイス
アメリカ、ルイジアナ州出身。テレビドラマの脚本家としてキャリアをスタートし、1987年、『モンキーズ・レインコート』で小説家デビュー。同作でアンソニー賞及び、マカヴィティ賞を受賞する。以降私立探偵エルヴィス・コールを主人公としたシリーズ、相棒のジョー・パイクを主人公としたシリーズを多数書いている。2010年には、PWAより生涯功労賞を贈られている。
高橋恭美子
(タカハシクミコ )英米文学翻訳家。訳書に、ラーマー「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」「危険な蒸気船オリエント号」「野外上映会の殺人」、クレイス「容疑者」「約束」「指名手配」「危険な男」、クリスティー「蒼ざめた馬」など。