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判型:文庫判
ページ数:334ページ
初版:2011年9月22日
ISBN:978-4-488-28218-9
Cコード:C0197
文庫コード:M-ケ-1-18
写真:Andreas Koeberl/Shutterstock.com
カバーフォーマット:小倉敏夫
教祖の死は権力を得ようとする弟子の仕業か、それとも遺産を受け継ぐ娘の仕業か。そればかりではない、教祖は大学教授時代にもかなりの恨みを買っていたらしい。カリスマを失って混乱する〈神の環教団〉を次々と事件が襲う。信者の子どもが誘拐され、さらに第二の殺人事件が発生する。ふたりの息子が思春期をむかえ家庭内でも悩み深いデッカーは、教団の子どもたちを救おうと奔走する。だがさらなる悲劇が……。好評シリーズ第11弾。解説=松浦正人
フェイ・ケラーマン
アメリカの作家。1952年生まれ。出産を機に家庭に入り、夫ジョナサンに遅れること1年、『水の戒律』によりデビューした。ロサンゼルス市警のデッカーと正統派ユダヤ教徒のリナの生活感をこまやかに滲ませた、新鮮な警察小説シリーズをスタートさせた。劇作家シェイクスピアが八面六臂の活躍を見せる大長編『慈悲のこころ』も評価が高く、ユニークな存在感を示している。
高橋恭美子
(タカハシクミコ )英米文学翻訳家。訳書に、ラーマー「マーダー・ミステリ・ブッククラブ」「危険な蒸気船オリエント号」「野外上映会の殺人」、クレイス「容疑者」「約束」「指名手配」「危険な男」、クリスティー「蒼ざめた馬」など。