トリノウタイマハタエ

鳥の歌いまは絶え

ケイト・ウィルヘルム
酒匂真理子


鳥の歌いまは絶え

ジャンル
SF > SF
レーベル
創元SF文庫

判型:文庫判
ページ数:390ページ
初版:2020年4月30日

ISBN:978-4-488-78301-3
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ウ-16-1

装画:東逸子
装幀:岩郷重力+R.F


内容紹介

シェナンドアの谷に住む一族に生まれたデイヴィッドは、地球上のあらゆる生命が滅亡に向かっていることを知った。一族は資産と人員を谷の上流に集結させ研究所を造り、クローン技術によって人類を存続させようとする。デイヴィッドはクローンたちが従来の人類と異なる性質を持つことに懸念を抱くが……ヒューゴー賞、ローカス賞、ジュピター賞を受賞した美しくも哀切な未来叙事詩。解説=渡邊利道


ケイト・ウィルヘルム

1928年オハイオ州トレド生まれ。アーシュラ・K・ル=グィンらとともに、60年代から70年代にかけてのアメリカSF界のフェミニズム運動の旗手として知られ、ヒューゴー、ネビュラ、ローカス各賞を受賞している。作家・批評家である夫のデーモン・ナイトとはクラリオン・ワークショップを運営し、若手SF作家の育成に尽力した。80年代からはサスペンスやミステリの創作を本格化させ、『炎の記憶』に始まる〈チャーリー・ミクルジョン&コンスタンス・リードル〉シリーズや、女性弁護士〈Barbara Holloway〉シリーズを精力的に執筆。他のSFの著作に『杜松(ねず)の時』、『クルーイストン実験』、日本オリジナル短編集『翼のジェニー』などがある。2018年没。