1994年ネビュラ賞受賞

1992年英国SF協会賞受賞

1999年星雲賞受賞

レッド・マーズ

レッド・マーズ〈下〉

キム・スタンリー・ロビンスン
大島豊


レッド・マーズ〈下〉

ジャンル
SF > ハードSF
レーベル
創元SF文庫
シリーズ
火星三部作 1

判型:
ページ数:494ページ
初版:1998年8月28日

ISBN:978-4-488-70703-3
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ロ-1-3

装画:加藤直之
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

●アーサー・C・クラーク絶賛――「驚愕すべき1冊。これまで書かれた中で最高の火星植民小説だ。21世紀の植民者たちにとって必須の書となるだろう。」

【ネビュラ賞・英国SF協会賞・星雲賞受賞作】
火星表面には数多の居住施設が完成し、地球から数万の植民者が送られてきた。また人と資源の移送を容易にするため、火星の衛星軌道まで達する宇宙エレヴェーターの建造も始まる。だが、この星は地球の延長ではない。地球の軛から逃れようという動きは、ついに革命に。数多の植民都市が決起し……そして、空前のカタストロフィが襲った! 解説=金子隆一



キム・スタンリー・ロビンスン

1952年アメリカ合衆国イリノイ州生まれ。84年『荒れた岸辺』で長編デビューし、ローカス賞を受賞。92年から『レッド・マーズ』に始まる〈火星三部作〉を発表し、ヒューゴー賞・ネビュラ賞など複数の賞を受賞。2014年時点でヒューゴー賞2回、ネビュラ賞3回、ローカス賞6回のほか、世界幻想文学大賞、ジョン・W・キャンベル記念賞、英国SF協会賞、星雲賞など多数の主要SF賞を受賞している。現代アメリカを代表するSF作家の一人である。