キリノナカノニケンシ

霧の中の二剣士

フリッツ・ライバー
浅倉久志


霧の中の二剣士

ジャンル
ファンタジイ > ヒロイック・ファンタジイ
ファンタジイ > 連作短編集
レーベル
創元推理文庫(F)
シリーズ
ファファード&グレイ・マウザー・シリーズ 3

判型:文庫判
ページ数:342ページ
初版:2005年2月18日

ISBN:978-4-488-62510-8
Cコード:C0197
文庫コード:F-ラ-2-3

装画:末弥純
装幀:東京創元社装幀室


内容紹介

さまざまな敵と戦ってきた血盟の二剣士、ファファードとグレイ・マウザー。二人は誰も予想しえなかった新たな冒険に踏み出した。ランクマーの都の闇に忽然と姿を現す邪悪の化身、〈内海〉で呼びこまれた海中の隧道での怪異、さらに次元と時間の扉を越え、魔道士の呪いを解くため〈霧という名の城〉探索にのりだした二人を待ち受ける宇宙の脅威とは? 剣と魔法の連作、第3弾! 訳者あとがき=浅倉久志


目次

「憎しみの雲」
「ランクマーの夏枯れ時」
「海こそは恋人」
「海王の留守に」
「間違った枝道」
「魔道士の仕掛け」


フリッツ・ライバー

アメリカの作家。1910年生。1939年のデビュー短編に描かれたファファードとグレイ・マウザーの二人組の物語は代表作となり長く書き継がれた――『魔の都の二剣士』に始まるシリーズである。ヒロイック・ファンタジイの別称である“剣と魔法”という言葉を創案したのもライバーである。技巧派の作家として尊敬を集めホラーやSFの分野でも活躍、生涯に六度のヒューゴー賞と三度のネビュラ賞を受けた。1992年歿。