ヒューゴー賞受賞

ネビュラ賞受賞

マノミヤコノニケンシ

魔の都の二剣士

フリッツ・ライバー
浅倉久志


魔の都の二剣士

ジャンル
ファンタジイ > ヒロイック・ファンタジイ
ファンタジイ > 連作短編集
レーベル
創元推理文庫(F)
シリーズ
ファファード&グレイ・マウザー・シリーズ 1

判型:文庫判
ページ数:322ページ
初版:2004年10月29日

ISBN:978-4-488-62508-5
Cコード:C0197
文庫コード:F-ラ-2-1

装画:末弥純


内容紹介

【ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞「凶運の都ランクマー」収録】
北国生まれの大男ファファードと、南国生まれの小男グレイ・マウザー。この二人の英雄それぞれの出自から、名高いいにしえの首都ランクマーで両者が運命的に出会い、まんまと〈海賊結社〉のうわまえをはねたものの妖術によって互いに愛する者を喪い、復讐に燃えて大殺陣を巻きおこす顛末までが語られる開幕編。もっとも優れたヒロイック・ファンタジイの連作と賞された傑作シリーズ。訳者あとがき=浅倉久志


目次

「雪の女」
「灰色の魔術」
「凶運の都ランクマー」


フリッツ・ライバー

アメリカの作家。1910年生。1939年のデビュー短編に描かれたファファードとグレイ・マウザーの二人組の物語は代表作となり長く書き継がれた――『魔の都の二剣士』に始まるシリーズである。ヒロイック・ファンタジイの別称である“剣と魔法”という言葉を創案したのもライバーである。技巧派の作家として尊敬を集めホラーやSFの分野でも活躍、生涯に六度のヒューゴー賞と三度のネビュラ賞を受けた。1992年歿。