ギンガテイコクノホウカイ

銀河帝国の崩壊

アーサー・C・クラーク
井上勇


銀河帝国の崩壊

ジャンル
SF > SF
レーベル
創元SF文庫

判型:文庫判
ページ数:210ページ
初版:1964年10月2日

ISBN:978-4-488-61101-9
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ク-1-1



内容紹介

●貴志祐介氏推薦――「五十年代黄金期SFの粋が、ここにある。世代を超えて読み継がれるべき傑作だ。」

数億年の未来。銀河帝国は崩壊し、宇宙に雄飛した人類は砂漠と化した地球の一角で〈侵略者〉を恐れてかろうじて生存していた。禁断の好奇心にみせられた少年アルビンは他の天体の知性体を求めて宇宙へ旅立つ。純粋知性体に出会って解明される人類の歴史。再びよみがえる地球、壮大な人類と宇宙の大叙事詩がここに展開する。(『都市と星』の原型となった傑作)


アーサー・C・クラーク

イギリスの作家。1917年生まれ。1946年に短編「抜け穴」でデビューし、以来アイザック・アシモフ、ロバート・A・ハインラインと並び称されるSFの巨匠として、豊富な科学知識を駆使したハードSFを発表し続けた。ヒューゴー賞とネビュラ賞の同時受賞を2度達成したほか、1986年には自らの名を冠したアーサー・C・クラーク賞が発足、さらに1998年にはナイトの称号を授かるなど、数々の栄誉を受ける。代表作は『地球幼年期の終わり』、『海底牧場』、『2001年宇宙の旅』、『宇宙のランデヴー』ほか。2008年没。


井上勇

(イノウエイサム )

1901年広島県生まれ。1923年、東京外国語学校(東京外国語大学)卒業。翻訳家。1985年歿。