アンコクセイウンノカナタニ

暗黒星雲のかなたに

アイザック・アシモフ
沼沢洽治


暗黒星雲のかなたに

ジャンル
SF > スペースオペラ
レーベル
創元SF文庫

判型:文庫判
ページ数:362ページ
初版:1964年11月20日

ISBN:978-4-488-60404-2
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ア-1-4

写真:NASA/Nigel Sharp(NOAO), KPNO, AURA, NSF
装幀:東京創元社装幀室(K6SK)


内容紹介

星雲諸国は、強大なティラン帝国の圧政にあえいでいた。帝国を覆して星雲諸国の自主独立を回復しようとする父の命をうけ、地球に留学していた青年バイロンは、父を帝国に殺され、惑星ローディア総督の娘アーテミシアとともに追われる身となる。だが彼の元に、帝国打倒を企む謎の“反乱軍”の情報がもたらされる──。その根拠地である惑星はどこに? 巨匠入魂のスペースオペラ! 解説=牧眞司


アイザック・アシモフ

アメリカの作家。1920年、ロシアに生まれ、3歳で家族とアメリカに移住しニューヨークで育った。35年、15歳の若さでコロンビア大学へ入学。39年、SF専門誌に短編が掲載され作家デビュー。40年代の“SF黄金時代”の立役者の一人となり、50年、自身が考案した〈ロボット工学の三原則〉に基づく連作短編集『わたしはロボット』で一躍脚光を浴びた。SFの代表作に、壮大な未来叙事詩《銀河帝国の興亡》シリーズ、またミステリの代表作に、安楽椅子探偵物として名高い《黒後家蜘蛛の会》シリーズがある。一般向け科学解説書をはじめ、ノンフィクションも数多く発表した。92年没。


沼沢洽治

(ヌマサワコウジ )

1932年東京生まれ。東京大学文学部英文学科卒。主な訳書に、ヴァン・ヴォークト『宇宙船ビーグル号の冒険』『イシャーの武器店』『非Aの傀儡』、ベスター『分解された男』、クラーク『地球幼年期の終わり』ほか。2007年歿。