タイタス・クロウノジケンボ

タイタス・クロウの事件簿

ブライアン・ラムレイ
夏来健次


タイタス・クロウの事件簿

ジャンル
ホラー > 連作短編集
レーベル
創元推理文庫(F)
シリーズ
タイタス・クロウ・サーガ

判型:文庫判
ページ数:350ページ
初版:2001年3月16日

ISBN:978-4-488-58901-1
Cコード:C0197
文庫コード:F-ラ-4-1

装画・装幀:森山由海


内容紹介

●鋼屋ジン氏(『斬魔大聖デモンベイン』原作者)推薦——「少年ラヴクラフトが魘(うな)された悪夢から、私たちは生まれたんだ。」
●朝松健氏推薦――「ラムレイは、形骸化しつつあったクトゥルー神話に、アクション伝奇の新風を吹き込んだ。」

『ネクロノミコン』はじめ魔道書の数々を解読し、その悪しき智慧を正義のために使う男、タイタス・クロウ。魔教の使徒たちや不死の魔術師、あるいは数秘術を操るテロリストと戦う彼の全中短編を1冊に収録した。20世紀最大の怪奇小説作家ラヴクラフトの後継者と称される現代英国ホラー界の旗手がおくる、連作オカルト探偵小説。訳者付記=夏来健次/解説=朝松健


ブライアン・ラムレイ

1937年イギリス・ダーハム郡生まれ。職業軍人として勤めるかたわら、小説を執筆する。代表シリーズに〈タイタス・クロウ・サーガ〉(『地を穿つ魔』『タイタス・クロウの帰還』『幻夢の時計』『風神の邪教』『ボレアの妖月』『旧神郷エリシア』 )、Necroscope Series、The Primal Land Series、The Dreamlands Seriesなど、短編集に『黒の召喚者』『タイタス・クロウの事件簿』がある。


夏来健次

(ナツキケンジ )

1954年新潟県生まれ。主な訳書にスティーヴンスン『ジキル博士とハイド氏』、ホジスン『幽霊狩人カーナッキの事件簿』、レノルズ『人狼ヴァグナー』、編書に『英国クリスマス幽霊譚傑作集』、共編書に『吸血鬼ラスヴァン』などがある。