チヲウガツマ

地を穿つ魔

ブライアン・ラムレイ
夏来健次


地を穿つ魔

ジャンル
ホラー > ホラー
レーベル
創元推理文庫(F)
シリーズ
タイタス・クロウ・サーガ

判型:文庫判
ページ数:318ページ
初版:2006年1月13日

ISBN:978-4-488-58902-8
Cコード:C0197
文庫コード:F-ラ-4-2


装画・装幀:森山由海


内容紹介

●鋼屋ジン氏(『斬魔大聖デモンベイン』原作者)推薦——「少年ラヴクラフトが魘(うな)された悪夢から、私たちは生まれたんだ。」

ヨーロッパ各地で起こる群発地震と、謎の失踪を遂げた考古学者とその甥の手記を調べるうちに、クトゥルー眷属邪神群に追われる身となった霊能力者タイタス・クロウと親友ド・マリニー。彼らは邪神殲滅組織ファウンデーションの助力を得て、『死霊秘法』ら禁断の魔道書を手がかりに、地底邪神シャッド‐メルと対峙するべく立ち上がった! ラヴクラフトの後継者が放つ伝奇ホラーの先駆的シリーズ、堂々開幕。解説=笹川吉晴



ブライアン・ラムレイ

1937年イギリス・ダーハム郡生まれ。職業軍人として勤めるかたわら、小説を執筆する。代表シリーズに〈タイタス・クロウ・サーガ〉(『地を穿つ魔』『タイタス・クロウの帰還』『幻夢の時計』『風神の邪教』『ボレアの妖月』『旧神郷エリシア』 )、Necroscope Series、The Primal Land Series、The Dreamlands Seriesなど、短編集に『黒の召喚者』『タイタス・クロウの事件簿』がある。


夏来健次

(ナツキケンジ )

1954年新潟県生まれ。主な訳書にスティーヴンスン『ジキル博士とハイド氏』、ホジスン『幽霊狩人カーナッキの事件簿』、レノルズ『人狼ヴァグナー』、編書に『英国クリスマス幽霊譚傑作集』、共編書に『吸血鬼ラスヴァン』などがある。