オチタルモノノショ

堕ちたる者の書

タニス・リー
浅羽莢子


堕ちたる者の書

ジャンル
ファンタジイ > ダーク・ファンタジイ
ファンタジイ > 短編集
レーベル
創元推理文庫(F)
シリーズ
パラディスの秘録

判型:文庫判
ページ数:402ページ
初版:2015年1月9日

ISBN:978-4-488-58504-4
Cコード:C0197
文庫コード:F-リ-2-3

装画:濱口真央
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

退廃と背徳の都パラディス。この地において男女の別にいかなる意味があろうか? 吸血譚、悪魔崇拝、魔女の遍歴。「紅に染められ」「黄の殺意」「青の帝国」の中編3編を収録。


目次

「紅に染められ」
「黄の殺意」
「青の帝国」


タニス・リー

1947年9月19日ロンドン生まれ。9歳にして創作を始め、1971年に児童向けファンタジーでデビュー。以来ファンタジー、SFなど多数の著作がある。代表作は英国幻想文学大賞を受賞した『死の王』をふくむ〈平たい地球〉シリーズ、〈パラディスの秘録〉など。2015年5月24日没。享年67。


浅羽莢子

(アサバサヤコ )

東京大学文学部卒、英米文学翻訳家。主な訳書、キャロル『死者の書』『月の骨』、ジョーンズ『わたしが幽霊だった時』『九年目の魔法』、リー『堕ちたる者の書』『幻獣の書』、ピーク『タイタス・グローン』『ゴーメンガースト』など多数。2006年没。