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国道沿いのビル群の間にひっそりと建つペンシル・ビル。その二階に“美術館”はあります。のんびり寛げるラウンジは憩いの場として親しまれ、老館長が淹れるコーヒーを目当てに訪れるお客もちらほら。しかし、この度館長が引退することに……。後任としてきたのは、稀に見る美貌を持つ川原董子さん。そんな彼女に、常連の海老野くんは一目惚れしてしまいます。董子さんを振り向かせたい一心で、彼女の妹あかねさんの助けを借りつつ、来館者が持ちこむ謎を解決していく海老野くん。果たして、彼の恋の行方は? 恋する青年が美術館専属の探偵となって奮闘する、ほんわか連作ミステリ。解説=大矢博子
「ペンシル」
「ホワイトボード」
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「マーカー」
「ブックエンド」
「パレット」
「スケール」
森福都
(モリフクミヤコ )1963年山口県生まれ。広島大学医学部総合薬学科卒。96年「薔薇の妙薬」で第2回講談社ホワイトハート大賞エンタテインメント部門優秀賞を受賞してデビュー。同年「長安牡丹花異聞」で第3回松本清張賞を受賞。2002年「十八面の骰子」が第55回日本推理作家協会賞の候補となる。主な著書に『双子幻綺行 洛陽城推理譚』『セネシオ』『狐弟子』『漆黒泉』『楽昌珠』『肉屏風の密室』『赤い月 マヒナ・ウラ』がある。