森福都
(モリフクミヤコ )1963年山口県生まれ。広島大学医学部総合薬学科卒。96年「薔薇の妙薬」で第2回講談社ホワイトハート大賞エンタテインメント部門優秀賞を受賞してデビュー。同年「長安牡丹花異聞」で第3回松本清張賞を受賞。2002年「十八面の骰子」が第55回日本推理作家協会賞の候補となる。主な著書に『双子幻綺行 洛陽城推理譚』『セネシオ』『狐弟子』『漆黒泉』『楽昌珠』『肉屏風の密室』『赤い月 マヒナ・ウラ』がある。
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こぢんまりとしたビルの二階にはいっている“美術館”。その館長の董子さんに一目惚れした青年・海老野くんが美術館専属の探偵となって奮闘する、ほんわか連作ミステリ。
勤務先の町にできた小さな美術館。美貌の館長に一目惚れした僕は、彼女の気を惹くため、生意気でオタクなその妹と、なぜかご近所の謎を解くことに。ほんわかミステリ連作集。
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