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浪速大学ミステリ研究会の一員となった吉野桜子は、大叔父の遺言捜しを三人の先輩に依頼する。ミステリ好きだった大叔父は、マニアが喜びそうなことをしているはず――表題作「遠い約束」を基調に、山荘での合宿に出現した密室、関ミス連当日のハプニングといった多事多端なミステリ研ライフを織り込んだ、軽快な文庫オリジナル作品集。
光原百合
(ミツハラユリ )1964年広島県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。在学時から詩や童話とともにミステリも執筆、98年にミステリとして最初の著書となる『時計を忘れて森へいこう』を刊行する。2002年「十八の夏」が第55回日本推理作家協会賞短編部門を、11年『扉守 潮ノ道の旅人』が第1回広島本大賞を受賞。他の著書に『風の交響楽(シンフオニー)』『遠い約束』『最後の願い』『銀の犬』『イオニアの風』などがある。2022年没。