マンジノサツジン

卍の殺人

今邑彩


卍の殺人

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:290ページ
初版:1999年1月29日

ISBN:978-4-488-42401-5
Cコード:C0193
文庫コード:M-い-3-1



内容紹介

【〈鮎川哲也と13の謎〉13番目の椅子受賞】
萩原亮子が恋人の安東匠に伴われて訪れたのは、彼が訣別を期す“卍屋敷”。そこに住む従妹と結婚し家業を継がないかぎり、匠は資産家の実家から絶縁されるという。二家族が競い合って暮らす館に緊張が高まり、ふたりが到着した当夜、堰を切ったように殺人事件が……。〈鮎川哲也と13の謎〉13番目の椅子を獲得した、著者のデビュー作。


今邑彩

(イマムラアヤ )

1989年、東京創元社で〈鮎川哲也と13の謎〉の最終巻にあてるとして一般公募された長編小説新人賞「13番目の椅子」を『卍(まんじ)の殺人』で獲得し、デビュー。心理サスペンスの名手として活躍。