第1回本格ミステリ大賞受賞

コチュウノテンゴク

壺中の天国〈下〉

倉知淳


壺中の天国〈下〉

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:332ページ
初版:2011年12月22日

ISBN:978-4-488-42106-9
Cコード:C0193
文庫コード:M-く-2-6

装画:片山若子
装幀:波戸恵


内容紹介

シングルマザーの知子が、家族とほのぼの暮らしているのどかな町で、連続通り魔殺人事件が発生した。犠牲者が出るたびに撒かれる電波系怪文書。見つからない被害者を繋ぐミッシング・リンク。事件の異様な興奮が一家の平和な日常にもじわりと忍びよるが、知子は幼なじみの正太郎や記者兼編集者の水嶋と共に犯人像に迫ってゆく。巧みな伏線と精緻なロジックが光る、本格ミステリ。解説=戸川安宣


倉知淳

(クラチジュン )

1962年静岡県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。93年、『競作 五十円玉二十枚の謎』への投稿を経て翌94年、『日曜の夜は出たくない』で本格的な作家デビューを飾る。以後、ユーモラスで親しみやすい作風ながら、ミステリとしての完成度にも妥協しない、高いクオリティの作品群を書き続けている。2001年、『壺中の天国』で第1回本格ミステリ大賞を受賞。他の著作に『過ぎ行く風はみどり色』『占い師はお昼寝中』『星降り山荘の殺人』『幻獣遁走曲』『ほうかご探偵隊』『なぎなた』『こめぐら』などがある。