ユキノオンナ

雪の女

レーナ・レヘトライネン
古市真由美


雪の女

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:472ページ
初版:2013年1月11日

ISBN:978-4-488-28004-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-レ-7-1

写真:Education Images/UIG/Getty Images Kuttelvaserova Stuchelova/Shutterstock.com
装幀:大野リサ


内容紹介

エスポー警察の巡査部長マリア・カッリオは、有名なセラピストが開いた女性限定のセラピーセンター、ロースベリ館での講演を依頼された。そして数週間後、そのセラピストが行方不明になり、雪深い森で死体で発見された。彼女はなぜ厳寒の中、そんなところまで歩いていったのか? 当時館に滞在していたのは、なにやら訳ありな女性ばかり……。北欧フィンランドを舞台に、小柄な女性警官マリアが事件を追う。〈推理の糸口賞〉受賞作。訳者あとがき=古市真由美



レーナ・レヘトライネン

1964年フィンランド、ヴェサント生まれ。12歳で作家デビュー。その後ヘルシンキ大学でフィンランド文学を専攻。1993年からミステリを書き始める。代表作は〈マリア・カッリオ・シリーズ〉で、邦訳第一作『雪の女』は〈推理の糸口賞〉を受賞、〈ガラスの鍵賞〉にノミネートされている。現在はヘルシンキの西にある海辺の町デーゲルビューに住んでいる。