コオリノムスメ

氷の娘

レーナ・レヘトライネン
古市真由美


氷の娘

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:510ページ
初版:2013年9月13日

ISBN:978-4-488-28005-5
Cコード:C0197
文庫コード:M-レ-7-2

写真:Colin Croke Photography/Getty Images bilgehan yilmaz/Getty Images
装幀:大野リサ


内容紹介

買い物を終えた女性が、車のトランクで少女の死体を見つけた。暴行を受けて殺害されたらしいその少女は、フィギュアスケートの若手ホープ、ノーラ。つい数日前その演技を観たばかりのエスポー警察の巡査部長マリアは、ショックを隠せない。有力な容疑者としてノーラの母親につきまとっていたストーカー男が浮上するが……。産休目前のマリアが、ノーラを巡る人間関係に捜査のメスを入れる。フィンランドで大人気のシリーズ第二弾。訳者あとがき=古市真由美


レーナ・レヘトライネン

1964年フィンランド、ヴェサント生まれ。12歳で作家デビュー。その後ヘルシンキ大学でフィンランド文学を専攻。1993年からミステリを書き始める。代表作は〈マリア・カッリオ・シリーズ〉で、邦訳第一作『雪の女』は〈推理の糸口賞〉を受賞、〈ガラスの鍵賞〉にノミネートされている。現在はヘルシンキの西にある海辺の町デーゲルビューに住んでいる。