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同僚アダムズの不正行為に気づき怒りに駆られた大学講師パットは、帰宅しようとした彼を追跡、詰問したあげく殴られて老婆の棲む一軒家に囚われの身となる。凶暴な飼い犬ともども危険視されているミセス・プライドは重傷を負ったパットを息子と呼び世話をするが、医者を呼ぼうともせず外界との交渉は絶望的。突然消息を絶ったパットを案じる妻アナベルは、学長や警察の出方に業を煮やして探索を始める。その間にもパットの身体と精神の状態は悪化の一途を辿り……。名手が贈る円熟の長編サスペンス。解説=小森収
シャーロット・アームストロング
アメリカの作家。1905年生、1969年歿。著作に『夢を喰う女』『あなたならどうしますか?』『毒薬の小壜』『サムシング・ブルー』『魔女の館』『始まりはギフトショップ』などがある。
近藤麻里子
(コンドウマリコ )1961年宮城県生まれ。東京外国語大学卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、ストラウブ『ミスターX』『ヘルファイア・クラブ』、アームストロング『風船を売る男』などがある。