ダイヨンノユウビンハイタツフ

第四の郵便配達夫

クレイグ・ライス
田口俊樹


第四の郵便配達夫

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ジョン・J・マローン弁護士シリーズ

判型:文庫判
ページ数:360ページ
初版:1988年11月25日

ISBN:978-4-488-24901-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-ラ-1-1

装画・装幀:佐々木悟郎


内容紹介

●田口俊樹氏推薦――「笑っては飲み、泣いては飲みのJ・J・マローンにご相伴天国(地獄?)の訳者でした。」

1940年代、シカゴ。とある路地で、3人の郵便屋が相ついで殺されるという事件が発生した。弁護士マローンは飲み代欲しさに首を突っこんだが、世の中そう甘くはない。ただでも厄介なこの事件、例のごとく友人のジャスタス夫妻にかき回され、滅茶苦茶な様相を呈していったのだ! 笑いとペーソス彩る秀作、待望の新訳決定版。


クレイグ・ライス

1908年シカゴ生まれのミステリ作家。さまざまな職業を経た後、豊富な職業経験を生かして執筆活動を続けた。代表作は本書に始まるシカゴの酔いどれ弁護士マローンのシリーズ。1957年没。


田口俊樹

(タグチトシキ )

1950年生まれ、早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家。主な訳書、D・ハメット「血の収穫」、R・マクドナルド「動く標的」、R・チャンドラー「長い別れ」、B・テラン「その犬の歩むところ」、L・ブロック「死への祈り」他多数。