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神の家の災い

ポール・ドハティー
古賀弥生


神の家の災い

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
アセルスタン修道士シリーズ

判型:文庫判
ページ数:334ページ
初版:2008年11月28日

ISBN:978-4-488-21904-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-ト-7-3

装画:建石修志
装幀:中島かほる


内容紹介

摂政ジョン・オブ・ゴーントの宴に招かれたクランストン検死官は、四人もの人間を殺した〈緋色の部屋〉の謎を解くはめになる。一方、アセルスタン修道士の守る教会では、改修中に発見された人骨が、傷を癒やす奇跡を起こしたと大評判をとっていた。さらに、かつてアセルスタンが籍を置いた修道院で、神をも恐れぬ修道士連続殺人が発生する……。いずれも手ごわい3つの謎に、さしもの名コンビも苦戦する、中世英国ミステリ第3弾。解説=古山裕樹


ポール・ドハティー

英国の作家。1946年生。多くのペンネームを用いて、それぞれ時代背景の異なる歴史ミステリのシリーズを多数執筆している。中世英国を舞台に、修道士アセルスタンが探偵役となる『毒杯の囀り』『赤き死の訪れ』『神の家の災い』のほか、『白薔薇と鎖』『教会の悪魔』などがある。


古賀弥生

(コガヤヨイ )

東京女子大学文理学部英米文学科卒。ブラッドリー『パイは小さな秘密を運ぶ』『人形遣いと絞首台』『水晶玉は嘘をつく?』、ナイト『夏の沈黙』、マカルパイン『青鉛筆の女』など訳書多数。