チノシュウカク

血の収穫

  【新訳版】

ダシール・ハメット
田口俊樹


血の収穫

ジャンル
海外ミステリ > ハードボイルド
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:334ページ
初版:2019年5月31日

ISBN:978-4-488-13006-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-ハ-1-1

写真:Rae Russel/Getty Images
装幀:中村聡


内容紹介

チャンドラー、ロス・マクと並ぶハードボイルドの巨匠ハメット。その長編デビュー作にして古典となった傑作を名手の翻訳で贈る必読の一冊! コンティネンタル・オプ初登場。


ダシール・ハメット

アメリカの作家。1894年生、1961年歿。種々雑多な職業を転々とし、最後にアメリカ随一の民間探偵ピンカートン社の私立探偵となった。このときの体験をもとにしたのが処女長編『血の収穫』である。これによってハードボイルド文学を確立したハメットはコンティネンタル・オプやサム・スペイドなどの魅力的な人物を作り出した。『マルタの鷹』などの長編とともに、短編にも数多くの傑作を残している。


田口俊樹

(タグチトシキ )

1950年生まれ、早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家。主な訳書、D・ハメット「血の収穫」、R・マクドナルド「動く標的」、R・チャンドラー「長い別れ」、B・テラン「その犬の歩むところ」、L・ブロック「死への祈り」他多数。