ダシール・ハメット
1894年アメリカ合衆国メリーランド州セントメアリーズ郡生まれ。高校中退後様々な職につき、20歳でピンカートン探偵社ボルティモア支社に入社。第一次大戦中は陸軍に従軍。除隊後、探偵社の仕事に復帰したが、従軍中に得た肺疾患により調査員の激務に耐えられず職を辞し、小説で身を立てることに。探偵社時代の経験を生かしたコンティネンタル・オプものの短編小説が雑誌に掲載されるようになり、長編第一作として『血の収穫』を書き上げる。サム・スペード初登場の『マルタの鷹』は長編第三作。他に賭博師ネド・ボーモンが主人公の『ガラスの鍵』などがある。劇作家リリアン・ヘルマンとの長期にわたる恋愛関係は有名。1961年没。
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若い美女から駆け落ちした妹の相手を探るよう依頼された私立探偵サム・スペイドは、マルタの鷹という彫像をめぐる争いに巻き込まれる。仕事の相棒を殺され、警察に疑われながら、非序に探偵稼業を貫くスペードの美学。
チャンドラー、ロス・マクと並ぶハードボイルドの巨匠ハメット。その長編デビュー作にして古典となった傑作を名手の翻訳で贈る必読の一冊! コンティネンタル・オプ初登場。
しかし、ハメットこそは唯一無二の存在である。本全集は、名探偵コンティネンタル・オプやスペイドものを中心に、ハメットの神髄を精選して編集したアンソロジー。1には、フェアウェル……
ヘミングウェイを初めとする〈失われた世代〉の作家たちに触発されて、一九二〇年代の推理小説界に忽然と登場したハメットは、俗にハードボイルドといわれる……
市政をあやつる黒幕、その力を利用しようとする上院議員、対立するボス。利権と愛欲のからみあう中に起こった殺人の謎を解こうとする賭博者ネド。男も女も……
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