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市政をあやつる黒幕、その力を利用しようとする上院議員、対立するボス。利権と愛欲のからみあう中に起こった殺人の謎を解こうとする賭博者ネド。男も女も老いも若きも、血を躍らせ愛好するハメットは、ネドの非情な言動を浮き彫りにして、行動派随一の秀作たらしめた。作者が自作中最も愛好するというハードボイルド・ファン必読の作品!
ダシール・ハメット
1894年アメリカ合衆国メリーランド州セントメアリーズ郡生まれ。高校中退後様々な職につき、20歳でピンカートン探偵社ボルティモア支社に入社。第一次大戦中は陸軍に従軍。除隊後、探偵社の仕事に復帰したが、従軍中に得た肺疾患により調査員の激務に耐えられず職を辞し、小説で身を立てることに。探偵社時代の経験を生かしたコンティネンタル・オプものの短編小説が雑誌に掲載されるようになり、長編第一作として『血の収穫』を書き上げる。サム・スペード初登場の『マルタの鷹』は長編第三作。他に賭博師ネド・ボーモンが主人公の『ガラスの鍵』などがある。劇作家リリアン・ヘルマンとの長期にわたる恋愛関係は有名。1961年没。