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地方に住む小学生の間でかつて流行していた“冷蔵庫婆(れいぞうこばばあ)”の怪談。それを模倣したような、連続児童殺害事件が発生する。被害者たちの遺体は異様な状態で冷蔵庫の中に遺棄されていた。民俗学のフィールドワークの手法を用いて怪談を執筆する作家・呻木叫子(うめききようこ)は警察から捜査協力を要請されるが……表題作のほか、大足様(おおあしさま)と呼ばれる神の祟りで、娘が二十五歳になると必ず自殺してしまう蘆野(あしの)家のおぞましい秘密に迫る「蘆野家の怪談」など、四編の本格ミステリ×怪異譚を収録する。
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「ハザコ男の怪談」
オオサンショウウオの祟りが生んだ怪生物を巡る怪談が伝わる地で首なし殺人が発生するが……
「蘆野家の怪談」
蘆野家の娘は二十五歳になった日に必ず自殺する。家に富をもたらす「大足様」の呪いのためだ。
「冷蔵庫婆の怪談」
子供の間で流行する怪談通りに六人の小学生が殺害され冷蔵庫の中に遺棄される。
「満月館の怪談」
円形の館で起きる不可能犯罪。かつて呻木が執筆した〈M館〉の一家鏖殺との関連は――
大島清昭
(オオシマキヨアキ )一九八二年栃木県生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。研究者として幽霊・妖怪について論考を発表するかたわら、二〇二〇年、怪異と謎解きのバランスの新しさを高く評価された「影踏亭の怪談」で第十七回ミステリーズ!新人賞を受賞。主な著書に『現代幽霊論』『Jホラーの幽霊研究』『影踏亭の怪談』『赤虫村の怪談』『バラバラ屋敷の怪談』『地羊鬼の孤独』『最恐の幽霊屋敷』『一目五先生の孤島』、共著に〈怪談オウマガドキ学園〉シリーズなどがある。










