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定価:1,980円 (本体価格:1,800円)
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判型:四六判仮フランス装
ページ数:288ページ
初版:2022年6月30日
ISBN:978-4-488-02018-7
Cコード:C0093
装画:立原圭子
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。
治承四年(一一八〇年)。平清盛は、高倉上皇や平家一門の反対を押し切って、京から福原への遷都を強行する。清盛の息子たち、宗盛・知盛・重衡は父親に富士川の戦いでの大敗を報告し、都を京へ戻すよう説得しようと清盛邸を訪れるが、その夜、邸で怪事件が続発する。清盛の寝所から平家を守護する刀が消え、「化鳥を目撃した」という物(もの)の怪(け)騒ぎが起き、翌日には平家にとって不吉な夢を見たと喧伝していた青侍が、ばらばらに切断された屍で発見されたのだ。邸に泊まっていた清盛の異母弟・平頼盛は、甥たちから源頼朝との内通を疑われながらも、事件解決に乗り出すが……。第四回細谷正充賞を受賞した話題作『蝶として死す』に続く、長編歴史ミステリ!
羽生飛鳥
(ハニュウアスカ )1982年神奈川県生まれ。上智大学卒。2018年「屍実盛(かばねさねもり)」で第15回ミステリーズ!新人賞を受賞。『平家物語』や謡曲『実盛』にも取り上げられている斎藤別当実盛の最期を題材にした同作は、特異な状況下での「被害者当て」を描いた本格ミステリとして高く評価された。 2021年同作を収録した『蝶として死す 平家物語推理抄』でデビュー。同年、同作は第4回細谷正充賞を受賞した。歴史小説と本格ミステリの巧みな融合を追求する、期待の新鋭。また、児童文学作家としても活躍している(齊藤飛鳥名義)。