テンノゼンテイ

天の前庭

ほしおさなえ


天の前庭

ジャンル
国内ミステリ > ミステリ
レーベル
ミステリ・フロンティア

判型:四六判仮フランス装
ページ数:264ページ
初版:2005年7月15日

ISBN:978-4-488-01717-0
Cコード:C0093

装画:パウル・クレー
装幀:WONDER WORKZ。


内容紹介

高校生柚乃は、交通事故に遭い、意識不明のまま9年間眠り続ける。9年後、奇跡的に目覚めた彼女は、すべての記憶を失っていた。PC上に残された日記には、ドッペルゲンガーを見た直後に失踪した母のこと、自分そっくりの少女との邂逅など不思議な記述が。謎の女性ツグミさんとは?  ドッペルゲンガー、タイムスリップ、謎の白骨死体……。柚乃に何があったのか? 『ヘビイチゴ・サナトリウム』の著者が贈る傑作ミステリ。



ほしおさなえ

(ホシオサナエ )

1964年東京都生まれ。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞小説部門の優秀作に選ばれる。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が第12回鮎川哲也賞の最終候補作となる。主な著書に〈活版印刷三日月堂〉〈言葉の園のお菓子番〉〈銀河ホテルの居候〉シリーズのほか『金継ぎの家 あたたかなしずくたち』『東京のぼる坂くだる坂』『祓い師笹目とウツログサ』『琴子は着物の夢を見る』『言葉の舟 心に響く140字小説の作り方』がある。