判型:四六判上製
ページ数:270ページ
初版:2003年7月30日
ISBN:978-4-488-01292-2
Cコード:C0093
装画:歌川国芳「道外 狐 へん化のけいこ」(個人蔵)
装幀:柳川貴代+Fragment
落語誌編集生活2年目、春華亭古秋一門会を取材するため僻村に赴いた間宮緑。折からの豪雨に鎖され陸の孤島と化した村に見立て殺人が続発する。牧編集長が推理する真相とは? 著者初長編の書き下ろし本格ミステリ。
*第4位「2004本格ミステリ・ベスト10」国内本格ミステリランキング
大倉崇裕
(オオクラタカヒロ )1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作に入選、翌年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞。2001年に最初の著書となる『三人目の幽霊』を刊行する。他の著書に『七度狐』『やさしい死神』『聖域』『白戸修の事件簿』『オチケン!』『小鳥を愛した容疑者』『夏雷』『スーツアクター探偵の事件簿』『樹海警察』『琴乃木山荘の不思議事件簿』『死神刑事』『一日署長』などがある。