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判型:四六判上製
ページ数:342ページ
初版:2006年7月28日
ISBN:978-4-488-01213-7
Cコード:C0093
装画:中川悠京
装幀:緒方修一
身に覚えのない殺人の記憶におびえる作家・鳴瀬は、ある朝自宅で他殺死体を発見する。ポケットには凶器と思しきナイフ、混乱する記憶……ぼくは本当に、殺人者なのか? 一方、街を震撼させる万華鏡連続殺人事件を追う刑事、鈴木は別件で知った男「鳴瀬君雄」に興味を持つ。壊れた記憶だけを頼りに事件の真相に迫る鳴瀬と、“いつもそこにいない”相棒とともに彼を追う鈴木。二人の運命の交錯がもたらす衝撃の結末とは。偉才、山田正紀が超絶の仕掛けに挑む、真骨頂にして新境地!
山田正紀
(ヤマダマサキ )1950年名古屋生まれ。74年のデビュー中編「神狩り」で第6回星雲賞を受賞。82年『最後の敵』で第3回日本SF大賞を受賞。2002年『ミステリ・オペラ』で第55回日本推理作家協会賞及び第2回本格ミステリ大賞を受賞。SF、ミステリ、冒険小説など多岐にわたる分野で活躍する。『宝石泥棒』『エイダ』『神狩り2』『カオスコープ』『神獣聖戦』など著作多数。