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判型:四六判仮フランス装
ページ数:328ページ
初版:2005年11月25日
ISBN:978-4-488-01209-0
Cコード:C0093
装画:北見隆
装幀:北見隆
昭和20年、東京。突然血を流して死んだ徴用工の事件をきっかけに焼夷弾降り注ぐ夜毎、探偵小説好き集まる賢人同盟の面々が次々と殺される。1人は防空壕の中串刺し死体として発見され、また1人は走る首なし死体として発見され……。動機は明らかだが肝心の犯人は一体誰なのか! 数多の推理と打消しの末、坂口安吾が目にした真実とは――。戦争と連続殺人の2つの恐怖の中、繰り広げられる長編本格推理。〈安吾探偵控〉第2弾。
野崎六助
(ノザキロクスケ )1947年東京生まれ。最初の著書『幻視するバリケート』(のち『復員文学論』と改題)以降、多岐に亙る評論活動を展開し、92年には『北米探偵小説論』で第45回日本推理作家協会賞を受賞した。他の評論に『アメリカン・ミステリの時代』『物語の国境は越えられるか』などがある。94年には『夕焼け探偵帖』で小説家としてもデビュー、『ドリームチャイルド』『ラップ・シティ』『超・真・贋』『給食ファクトリー』などの作品を発表している。