判型:四六判並製
ページ数:280ページ
初版:2021年8月11日
ISBN:978-4-488-00116-2
Cコード:C0076
装幀:東京創元社装幀室
今までは「布石」、「中盤」、「ヨセ」という流れであったものが、AIは序盤からすぐに戦いに突入する傾向がある。その影響か、ヨセ勝負になる割合が減少して、中盤の戦いで勝敗が決することが多くなった。圧倒的な比重で中盤の戦いが重要視されるようになり、中盤に関連する様々な技術をいかに身に付けることができるかが、囲碁上達の絶対的な課題になってきた。本書は、最近頻繁に登場する基本型を集中的に分析したものである。
洪敏和
(ホンミンファ )1970年、東京生まれ。小学生の頃、兄と碁を始め、韓国外務省勤務の父のもと、アフリカ、ヨーロッパ、南米、日本で様々な経験を積む。韓国外国語大学卒。大学時代の1995年に、大学アジア囲碁選手権戦優勝。1996年、北京・日中韓アジア囲碁選手権戦韓国代表。囲碁を通じて人の輪が広がるのを願う囲碁ファンの一人である。