イセキノコエ

遺跡の声

堀晃


在庫なし

定価:814円 (本体価格:740円)

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遺跡の声

ジャンル
SF > ハードSF
SF > 連作短編集
レーベル
創元SF文庫

判型:文庫判
ページ数:316ページ
初版:2007年9月28日

ISBN:978-4-488-72202-9
Cコード:C0193
文庫コード:SF-ほ-1-2

装画:加藤直之
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

傑作ハードSF連作集!

その恒星系に浮かぶ無人恒星観測基地のシステムには、10年前に太陽面爆発で死んだ女性科学者の人格が転写されていた。“彼女”からの異状を伝える連絡に、婚約者だった私が派遣された。その途上、私は巨大な太陽ヨットと遭遇する──。名編「太陽風交点」に始まるシリーズを最新作まで収録して初文庫化。辺境宙域で、人間の想像を超えた謎の遺跡を巡る下級遺跡調査員の私と、助手である結晶生命体トリニティの旅路。あとがき=堀晃/解説=牧眞司/特別コラム=加藤直之


目次

「太陽風交点」
「塩の指」
「救助隊 II 」
「沈黙の波動」
「蜜の底」
「流砂都市」
「ペルセウスの指」
「渦の底で」
「遺跡の声」



堀晃

(ホリアキラ )

1944年兵庫県生まれ。大阪大学基礎工学部卒。1970年、短編「イカロスの翼」が〈SFマガジン〉に掲載されデビュー。1981年、『太陽風交点』で第1回日本SF大賞を受賞。『バビロニア・ウェーブ』で1989年、第20回星雲賞を受賞。短編「太陽風交点」に始まる〈遺跡調査員〉シリーズをまとめた『遺跡の声』、短編「恐怖省」に始まる〈情報サイボーグ〉シリーズをまとめた『地球環』がある。