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【ヒューゴー賞受賞】
そもそも一杯の酒につられて素性の知れない男の話なんかに耳を傾けたのが間違いだった。失業俳優ロレンゾが引き受けた仕事は、行方不明中の偉大なる政治家の替え玉役。やっつけ仕事のはずだったのに、いつのまにやら太陽系帝国の運命まで担うはめになろうとは。プライド高き三文役者の一世一代の大芝居、八面六臂の大活躍! 巨匠に初のヒューゴー賞をもたらした、歴史に残る傑作。解説=高橋良平(初刊時タイトル『太陽系帝国の危機』を新訳・改題)
R・A・ハインライン
アメリカの作家。1907年生、1988年歿。SF黄金時代の一翼を担い〈ミスターSF〉と呼ばれたハインラインは、1956年に『ダブル・スター』で初めての、62年にはがらりと作風を変えた『異星の客』で3度目の賞を受けるなど、生涯に4度ヒューゴー賞を受賞した。また多感な年頃の若者を主人公に据えて、『大宇宙の少年』『ラモックス』などの名作をものし、大勢のファンの心をつかんだ。
森下弓子
(モリシタユミコ )主訳書、タニス・リー「冬物語」「死霊の都」、メアリ・シェリー「フランケンシュタイン」、T・H・ホワイト「永遠の王」、デ・リント「リトル・カントリー」、ハインライン「ルナ・ゲートの彼方」「宇宙の呼び声」「ダブル・スター」。












