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わたしは花見堂小春(はなみどうこはる)、横濱女子仏語塾の三年生。我が校は魔女養成学校で、生徒の半分は妖魅なの。わたしは抜け首、仲良しの宮(みや)さんは女郎蜘蛛(ぐも)よ。今夜は寮で月蝕の観察会なんだけど、もう一人の仲良し、幽谷響(やまびこ)の透子(とうこ)さんがまだ来ない。捜しにいったら、透子さんは迷子の女の子を連れていた。折も折、横濱では分限者(ぶげんしや)の子を狙った連続誘拐事件が発生していて……。シリーズ第二弾。著者あとがき=白鷺あおい
白鷺あおい
(シラサギアオイ )岡山県出身。筑波大学第2学群比較文化学類卒業。2016年、第2回創元ファンタジイ新人賞優秀賞受賞。著書に『ぬばたまおろち、しらたまおろち』『人魚と十六夜(いざよい)の魔法』『蛇苺(へびいちご)の魔女がやってきた』『シトロン坂を登ったら』『月蝕の夜の子守歌』『セーラー衿(カラー)に瑠璃紺(るりこん)の風』がある。