キセキノカガヤキ

奇蹟の輝き

リチャード・マシスン
尾之上浩司


奇蹟の輝き

ジャンル
ファンタジイ > ファンタジイ
レーベル
創元推理文庫(F)

判型:文庫判
ページ数:428ページ
初版:1999年4月23日

ISBN:978-4-488-58101-5
Cコード:C0197
文庫コード:F-マ-5-1

装画:佳嶋
装幀:柳川貴代


内容紹介

不慮の事故で命を落としたクリスがたどり着いたのは、「常夏の国」と呼ばれる楽園だった。だが、まもなく信じがたい知らせが届く。最愛の妻アンが、彼を亡くした悲しみに耐えきれず自殺してしまったというのだ。クリスは旅立つ──アンを救うため、想像を絶する苦難が待つ地獄へと! 愛のみが成し遂げうる魂の救済を描き、『ある日どこかで』と並び称されるファンタジイの傑作。


リチャード・マシスン

1926年アメリカ、ニュージャージー州生まれ。作家、脚本家。長編短編とも多数の作品を発表し、『奇蹟の輝き』『ある日どこかで』「激突!」『地獄の家』(映画タイトル『ヘルハウス』)など映画化された作品も多い。また『ミステリー・ゾーン』『事件記者コルチャック』などTVシリーズの脚本も数多く手がけている。2013年没。


尾之上浩司

(オノウエコウジ )

英米文学翻訳家。主な訳書にマシスン『ある日どこかで』、フォスター『スター・トレック――イントゥ・ダークネス』、ロス『ダーク・シャドウ――血の唇』、カークマン+ボナンジンガ『ウォーキング・デッド――ガバナーの誕生』ほか多数。