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●井辻朱美氏——「単なる神話を超えた異様な迫力。神話が新たに息を吹き返した。」(解説より)
見捨てられた街ロンドンは、いまや暗黒街の支配下。周囲には獣人の地が拡がり、かなたには新たな都市ラグノールが君臨する。獣人たちの地では神々が目覚め、生け贄が捧げられる。そんな中、暗黒街の支配権をめぐり激しい争いを繰り返してきた家同志が婚姻を結んだ。華やかな婚礼の宴、愛し合う花嫁と花婿。しかしそれは血塗られた惨劇の幕開けだった。北欧の伝説、ヴォルスンガ・サガを近未来に蘇らせた、哀しくも残酷な英雄叙事詩。解説=井辻朱美
安原和見
(ヤスハラカズミ )1960年鹿児島県生まれ。翻訳家。東京大学文学部西洋史学科卒。訳書にダグラス・アダムス『銀河ヒッチハイク・ガイド』、ジェイン・オースティン/セス・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』、《フレドリック・ブラウンSF短編全集》など。