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死者を蘇(よみがえ)らせる術で発展した亀珈王国(かめのかみかざりおうこく)。名付け師が居を構える霊昇山(れいしょうさん)に、死者の代弁機関、夢無鵡(さんむ)予言院から使者が訪れる。二十四大鬼の一体に不穏な動きがあり、退魔(たいま)を要請したいというのだ。名乗りをあげたのは百人の御子(おこ)のひとり、才はあるが病弱な千魘神(せんえんしん)だった。同行するのは、牢から放たれ、霊昇山に身を寄せる王族殺しの大罪人・曇龍(ウォウロン)。果たして大鬼(おおおに)退治は成功するのか。
鈴森琴
(スズモリコト )東京都出身。玉川大学文学部卒業。2018年の第3回創元ファンタジイ新人賞に佳作入選した『忘却城の界人(さかいびと)』を、2019年『忘却城』と改題してデビュー。他の著書に『忘却城 鬼帝女(きていによ)の涙』『忘却城 炎龍の宝玉』『皇女アルスルと角の王』『騎士団長アルスルと翼の王』がある。