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●北村薫氏推薦――「この先生が謎を見たら同時に解決も見えてしまう。」
●坪内祐三氏推薦――「伝統的イギリス文学の素養を豊富にもっていた素晴らしく美しいマイナー・ポエット、小沼丹。ミステリ小説を描いてもその持ち味(例えば文章のリリシズム)は変わらない。」(週刊文春2003年7月24日号より)
A女学院のニシ・アズマ先生の許にちょっとした謎が持ち込まれたり、先生自ら謎を見つけ出すと、彼女は鋭い観察眼と明晰な頭脳でそれを解き明かす。飄飄とした筆致が光る短編の名手による連作推理12編。昭和32年4月から一年間、〈新婦人〉に「ある女教師の探偵記録」と銘打って連載された短編集の初文庫化! 解説=新保博久
「指輪」
「眼鏡」
「黒いハンカチ」
「蛇」
「十二号」
「靴」
「スクェア・ダンス」
「赤い自転車」
「手袋」
「シルク・ハット」
「時計」
「犬」
小沼丹
(オヌマタン )1918年東京生まれ。早稲田大学卒。同大学教授を務める。54年『村のエトランジェ』が芥川賞候補となる。以後『懐中時計』『椋鳥日記』などを発表。ミステリ作品に『黒いハンカチ』がある。96年歿。