ブンゴウタチノアヤシイウタゲ

文豪たちの怪しい宴

鯨統一郎


在庫あり

定価:792円 (本体価格:720円)

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文豪たちの怪しい宴

ジャンル
国内ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:244ページ
初版:2019年12月13日

ISBN:978-4-488-42205-9
Cコード:C0193
文庫コード:M-く-3-5

装画:浮雲宇一
装幀:西村弘美


内容紹介

討論会の帰り、初めて立ち寄ったバー〈スリーバレー〉で、私は夏目漱石の『こころ』に関する女性バーテンダーの疑問点に答える羽目に。文学部教授である私が、まさかこんな場所で講義することになるとは。しかも、途中からやってきた宮田という男が、あろうことか『こころ』を百合小説と断言したことで、議論は白熱し……。文学談義四編で贈る、文庫創刊60周年記念書き下ろし。

今作で主に取り上げている作品
・夏目漱石『こころ』
・太宰治『走れメロス』
・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
・芥川龍之介「藪の中」


鯨統一郎

(クジラトウイチロウ )

1998年『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。同作はバー〈スリーバレー〉を舞台に歴史談義を繰り広げる斬新なミステリとして人気を博し、『新・世界の七不思議』『新・日本の七不思議』『崇徳院を追いかけて』とシリーズ化された。『隕石誘拐 宮澤賢治の迷宮』『とんち探偵一休さん 金閣寺に密室』『九つの殺人メルヘン』『タイムスリップ森鴎外』など著作多数。