タカクコドクナミチヲイケ

高く孤独な道を行け

ドン・ウィンズロウ
東江一紀


高く孤独な道を行け

ジャンル
海外ミステリ > ハードボイルド
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ニール・ケアリー・シリーズ 3

判型:文庫判
ページ数:454ページ
初版:1999年6月25日

ISBN:978-4-488-28803-7
Cコード:C0197
文庫コード:M-ウ-7-3

装画:朝倉めぐみ
装画:矢島高光


内容紹介

中国の僧坊で修行をしていたニールに、父親にさらわれた2歳の赤ん坊を連れ帰れ、との指令がくだった。捜索のはてに辿り着いたのは、開拓者精神の気風をとどめるネヴァダ。不穏なカルト教団の影が見え隠れするなか、決死の潜入工作は成功するのか。悲嘆に暮れる母親の姿を心に刻んで、探偵ニール、みたびの奮闘の幕が上がる。シリーズ第3弾。


ドン・ウィンズロウ

アメリカの作家。1953年生、ニューヨーク出身。90年『ストリート・キッズ』でデビュー。以後も『仏陀の鏡への道』『高く孤高な道を行け』などの探偵ニール・ケアリーを主人公としたシリーズを発表。他の著作に『ボビーZの気怠く優雅な人生』『カルフォルニアの炎』などがある。


東江一紀

(アガリエカズキ )

1951年生まれ。北海道大学卒。ドン・ウィンズロウ『ストリート・キッズ』、フィリップ・カー『砕かれた夜』、ジョン・ウィリアムズ『ストーナー』、マイケル・ルイス『世紀の空売り』など訳書多数。著書に『ねみみにみみず』がある。2014年逝去。