ニチヨウテツガククラブ

日曜哲学クラブ

アレグザンダー・マコール・スミス
柳沢由実子


日曜哲学クラブ

ジャンル
海外ミステリ > コージー
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
日曜哲学クラブ・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:350ページ
初版:2009年8月14日

ISBN:978-4-488-28002-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-マ-18-1

装画:松尾たいこ
装幀:藤田知子


内容紹介

古都エディンバラに住むイザベルは、知的で好奇心溢れる女性哲学者。彼女が主宰する〈日曜哲学クラブ〉は一度も開かれたことがないという不思議なクラブだ。ある日、イザベルは劇場の天井桟敷から若い男性が墜落するのを目撃。若者がこの世で見た最後の人物は自分だったかもしれないと思うといてもたってもいられず、長年の哲学的思考で培われた優れた観察力をたよりに死の謎を探るのだが……。寄り道だらけの知的冒険シリーズ第一弾。訳者あとがき=柳沢由実子



柳沢由実子

(ヤナギサワユミコ )

1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。ストックホルム大学スウェーデン語科修了。主な訳書に、インドリダソン『湿地』『緑衣の女』『声』『湖の男』『厳寒の町』『印(サイン)』、ヘニング・マンケル『殺人者の顔』『目くらましの道』『北京から来た男』、マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー『刑事マルティン・ベック 笑う警官』、ドロシー・ギルマン『悲しみは早馬に乗って』、アリス・ウォーカー『勇敢な娘たちに』、カーリン・アルヴテーゲン『満開の栗の木』などがある。